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Wiiでダイエット 第2回 "SDガンダム スカッドハンマーズ"


ガンダムが・・・


D 機動戦士ガンダムの主人公アムロの父テム・レイは優秀な技術者で、ガンダムの設計にも大きく関わった人物でした。しかし、サイド7へのジオン軍侵攻の際に行方不明になり、後に酸素欠乏症によりやつれ果てた姿で、アムロと再会します。変わり果てた父の姿に驚くアムロのに姿には子供心に涙を誘われずにはおりませんでした。その父テムが、このガンダム「SDガンダムスカッドハンマーズ」は元気な姿で登場してくれます。そのテンションの高さはまるで岸和田博士のようです。 ガンダムといえば、戦艦並みの出力を擁するビーム・ライフルをはじめ、ハイパーバズーカ、ビーム・サーベルと多彩且つ強力・凶悪な武器が満載な連邦軍の最新鋭兵器なはずですが、このゲームではそれらの武器はいっさいなし。スポンサーの要求で設定にねじ込まれたハンマーにスポットライトがあてられております。

 いかにも、Wiiでガンダム商売するために無理矢理作った感のただようゲームですが、ガノタとしてはとしてはスルーするわけにはいきません。 ゲームは、テムとレビル将軍のミーティングから始まります。基本的に私はSDガンダムがキライで、「リアルロボットの世界が台無し」とか「おまえはオガンダムか!」とか思ってしまいますが、このゲームは制作者のガンダムへの愛が感じられて、それほどSDであることは気になりませんでした。このゲーム中でのアムロとテムの関係は、巨人の星における飛雄馬と一徹のようで、ガンダムの世界には似つかわしくなく、しかし、このゲームにはなんかマッチしている感じがします。(ちなみにアムロと飛雄馬の声優は同じ人)ゲームが始まると、原作通りサイド7へのジオン軍の襲撃から始まります。原作通り、2機のザクをやっつけ、「これでステージクリアだ・・・」と思っていると、そのままゲームは続き、ここはソロモンかア・バオア・クーかのような大量なザクが登場してガンオタの笑いを誘いますね。

K ・・・D君語るねえ。

D ええ。ここで語らなくてはガノタではありませんから。

K で、ゲームとしてはどうなの。

D 自分のキャラクターの移動速度が比較的早いのに画面に表示されている範囲が狭いので常にレーダー画面をチラ見しながら操作することになる点が不満ですね。

K ストレスたまりそうだね。

D 次に、これはコントローラの問題かも知れませんが、コントローラを横方向に振っても縦に振ったと認識され思うように当たりません。画面上に敵が多いうちはいずれかの敵にあたるのでそれほど気になりませんが、敵の数がへってくるとなかなかあたらず、ますますストレスを感じますね。

K どうなの?その、やればやるほどストレスがたまるゲームっていうのは?

D ただ、前回のWii Sports とは違って、ステージクリアするとストーリーも進む楽しさがありますし、プレイ時間は Wii Sports より長くなる傾向がありますね。本題のダイエットという観点で見ると、右腕だけを振ればハンマーはでるので、全身運動にはなりませんし心拍数もそれほどあがりません。ステージごとに父と息子の会話シーンもあり、その間は操作できないのでますます心拍数はあがりません。

今月の体重

体重 体脂肪
90.4-88.2=-2.2kg 28.9-29.6=+0.7%


K まあ、ほとんどダイエット向きじゃないということだね。でも一応体重減ってるじゃない。

D やはり"Wii Sports"の影響が大きいですが、多くの人が正月太りをしている中でこの数字は、意味がありますね。

K 月2キロはちょっとペース速いかな。「Wiiでダイエット」だと有酸素トレーニングのみだから、どうしても筋肉量減っちゃうよね。

D やっぱり「Wiiダンベル」とか欲しいところですね。

K これからいろんな周辺機器が出てくることを期待して、今回はこのへんで。

D また来月。